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やはり最後は力ずくか『アイアムアヒーロー』第75話 [アイアムアヒーロー]

【ネタバレ注意!】本記事はネタバレを含みます。本編を未読の方はご注意下さい!

狭いテントの中で開かれる「統合幕僚会議」。

出席者は伊浦・サンゴ・脳みそ筋肉男・強襲部隊、そして英雄。

ここで語られた伊浦の言葉によれば、やはり日本はもうダメみたいですね。

御殿場のアウトレットモールで起きた出来事だけで
日本全体を論じてしまうのは、やや早計な気がしないでもありません。

そう考えると、どうも伊浦たちだけは没収したPCや携帯などで
外部の情報を得ていると考えた方が自然かもしれません。


ところで、この時、強襲部隊の面々が語った言葉は、なかなかリアルでしたね。

自衛隊が出動しても、市民に対しては発砲できない。

相手が感染者であっても・・・。

たしかに現行の日本のシステムでは、自衛隊も警察も発砲はできないでしょう。

それが、さらなる惨劇を生んでしまう結果になるわけですが。


さて、自給自足のための危険な計画が練られつつありますが、
その計画の中軸となるのは、やはり英雄。

というより、彼の散弾銃ですね。

うーん・・・「メガネ君」というあだ名で呼ばれ、
少し興奮気味になる英雄がなんとも痛い。

“あだ名で呼ばれる=周りから存在を認められている”

そんなふうに思ってしまったのかもしれませんね。

染み付いた悲しい性でしょうか。


さて、伊浦と強襲部隊との議論を見ていると、
どうも伊浦の方が一枚上のようです。

うまく誘導され、思惑通りに仕向けられていますね。

そして、「条件」を飲んだ時の伊浦の顔!

明らかに、そんな条件なんか飲む気は無いって目をしていますね。


やがて痺れを切らしたサンゴの合図が!

状況は一変し、最悪の展開に。

明らかに事前に予行演習をしていたと思える、見事なまでの連係です。

おそらく全員が座る位置まで決めていたのでしょう。

ちなみに英雄が喰らっている「裸締め」は
頸動脈を締めるタイプではなく、気道を締めるタイプですね。

一番苦しいタイプの絞め技です。


まあ、それはそれとして。

以前、英雄は銃の大事な部品を比呂美に託していたと思ったのですが、
あれはどうなったのでしょう?

たしか「最悪、銃を奪われても大丈夫」みたいなことを
言っていたはずなんですが・・・。

古いスピリッツが無いので、確認できませんでした・・・orz


さてさて、急転直下。

やはり「人間 対 人間」の図式となった今回。

希望は比呂美だけだと思いますが、どうなりますやら。

次号が楽しみです。

【追記】

比呂美の目に映るのは・・・!? 第76話の記事はこちら


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