狡猾な人間 対 無垢な感染者『アイアムアヒーロー』第76話

【ネタバレ注意！】本記事はネタバレを含みます。本編を未読の方はご注意下さい！


周到に仕掛けられた罠にはまった英雄たち。

個人的には、サンゴが荒事をこなしていることに驚きましたね。

彼の言葉によれば、躊躇無く人を刺すらしいですが
それがちょっと意外でした。

てっきり口だけ達者で、自分一人では何もできない男かと思っていました。


さて今回、サンゴ派の連中の名前も判明しましたね。

御殿場アウトレットモールに英雄たちが到着した時、
見張りをしていたのが「田村」。

言うまでもなく、「長いものに巻かれるタイプ」ですね。

で、脳みそ筋肉男が「目白」。

この二人は、場合によっては簡単にサンゴから切り捨てられるでしょうね。

サンゴにとっては、単なる手駒にすぎない存在だと思います。


しかし、伊浦だけは別ですね。

強攻ばかりのサンゴに対し、
冷静に状況を見極めながら理詰めで動く伊浦。

サンゴにとっては、そんな伊浦も「鬱陶しい邪魔者」なのかもしれません。

サンゴ派も決して一枚岩ではないということですね。

二人の間に漂う、微妙な不協和音が今後の展開に影響しそうです。


そして、目を覚ました比呂美の目に映るのは、
いつぞやと同じ、異形のぬいぐるみ（？）たち。

しかし、実際の人数とぬいぐるみの数が合いませんね。

これは何を意味するのか・・・？

そして、手前にいる小さくて黒くて丸っこいのは英雄なのか・・・？

少なくとも、ぬいぐるみたちは比呂美とっては
「敵」であることは間違いないので、衝突は免れないでしょう。

彼らも「手術」されてしまうのか・・・。

しかも、一旦手術を始めてしまった比呂美を止める
くるりの『カレーの歌』を英雄が所持しているとは思えず
（携帯を伊浦たちに回収されている可能性が高いので）
凄惨な結末になるのは、ほぼ間違いないでしょうね。

余裕のサンゴ派 VS 比呂美。

おっ、なんだかバトル漫画みたいな引きですねー。

【追記】

第77話の記事はこちら。

タグ：アイアムアヒーロー