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今回で樹海編終了?『アイアムアヒーロー』第43話 [アイアムアヒーロー]

【ネタバレ注意!】本記事はネタバレを含みます。本編を未読の方はご注意下さい!
 
俊足お婆ちゃん大接近。

腰が曲がり、入れ歯も外れかかっている感じから、
かなりの高齢者のようです。

でも、超高速で疾走中。

ここでちょっと思ったのは、入れ歯の感染者に噛まれても、
やっぱり感染してしまうのかな?ということ。

噛まれた傷口から、何らかのウイルス的なものが入ると仮定すると、
入れ歯云々は関係無さそうですけどね。


さて、手を繋いで必死に逃げる二人ですが、
一瞬、英雄が手を“パー”にします。

つまり、繋いだ手を離そうとしたんですね。

その後、もう一度握り直すわけですが、
これが後々、二人の関係に影を落とすことになるのかどうか・・・。


やがて、お婆ちゃんのヒザが折れ、なんとか逃亡成功。

高齢者用おむつが見えているところから、
生前(?)は足腰が弱っていたことが想像できます。

その足での超高速疾走により、
骨折もしくは靭帯断裂を引き起こしたのでしょう。

過去の事例を読み直してみても、
感染者の身体能力は異常に向上するようですが、
身体の耐久力自体が向上するわけではなさそうですね。


逃げ切ったところで、手を離した件を比呂美に追及されますが、
英雄自身もそのことに気が付いていなかった様子。

うーん・・・やっぱりこういうのは、後々に影響しそう。


さて、大きな通りに出ることに成功した二人ですが、
「音がない・・・」という英雄の言葉が表すように、
人も車も一切見えません。

ここで、「これからどうする?」ということに対する判断を
お互いが相手に求めてしまうわけですが、
このやり取り中に、久々の“英雄節”が出ましたね。

男女平等とか、年齢や社会経験の差とか、
言っていることはまあ、分からないではないんですが、
結果として「自分は大した大人じゃないですよ」と
言ってしまう英雄が、微笑ましいと言うか何と言うか。

第33話で「ヒーローです」って、自分で言ってはいましたが、
やはり重要な判断を行なうことは無理そうですね。

「こんな大人もいるんですね。安心しました」
という比呂美の言葉は、
英雄にとっての皮肉になるのでしょうか?

少なくとも比呂美にとっては
「頼りにはならないけど、大人の狡さを持たない人」
という意味に受け取れましたが。


さてさて、最後に物語が新しい動きを見せます。

胡散臭い男(アジア系外国人?)から、いきなり向けられる拳銃。

最初、トカレフかと思いましたが、フォルムが違いますね。

グロック17辺りでしょうか?

銃器類には詳しくないので、正直よく分かりませんが、
英雄の持つ競技用散弾銃(ベレッタ社のトライデント?)とは違って
明らかに日本の正規の流通ルートでは取得し得ない代物ですね。

これからしばらくは、「人 対 人」の構図になるのでしょうか。

だとすれば、ある意味では感染者との対峙よりも
ずっと生々しい展開になりそうですね。

・・・と思ったら、次週は休載ですか('A`)ムゥ

【追記】

連載再開後の第44話の記事はこちら


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