豆知識も学べた気がする『アイアムアヒーロー』第41話

【ネタバレ注意！】本記事はネタバレを含みます。本編を未読の方はご注意下さい！
　
ついに銃が比呂美の手に。

おそらく日本で銃を扱う場合、一つ一つの工程を
しっかりと確認することが義務づけられているのでしょう。

誰が見ているわけでもないにもかかわらず、
いかにも日本人的な指差確認を行なうあたりに
英雄の生真面目さがうかがえます。

まあ、そもそも弾丸を抜いたのは、英雄自身なのですが・・・。


で、余談ですけど、その後の「利き目」の判定。

私も試しにやってみましたが、
どうやら利き目は左目みたいです。

しかし、利き腕は逆に“右”なので、
私には銃の扱いが難しいみたいですね。

どうやら、スナイパーにはなれそうにありません。


さて、その後は英雄による「初心者向け発砲セミナー」が
始まるわけですが、これが実に細かい。

ところどころで、英雄のセクハラ目線はあるものの、
説明自体は非常に分かり易く、的確なもののようです。

そして、この『アイアムアヒーロー』という作品中で
第１話に銃が登場して以来、初の発砲。

散弾が当たった時の樹木の飛び散り具合、発射後の反動、
それらが非常にリアルで生々しく描写されています。

冒頭の指差確認の件なども含め、作者の花沢さんが
かなり入念な取材を行なったことは想像に難しくありませんね。

おそらく専門家が読んでも納得するのではないでしょうか。


そして、ついに対人での実射となるわけですが・・・。

このタイミングで、「ママ」と呟く紗衣の姿が
なんとも弱々しい存在に見えてきます。

しかし、比呂美の決心は揺らぐことなく、引き金に指が！

・・・というところで、新たな何かが接近！！

樹海での波状攻撃はまだまだ続きそうですね。

【追記】

樹海にいるのは紗衣一人ではない！？第42話の記事はこちら。

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