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ぶら下がっていたのは・・・『アイアムアヒーロー』第34話 [アイアムアヒーロー]

【ネタバレ注意!】本記事はネタバレを含みます。本編を未読の方はご注意下さい!
 
いきなり「ヒーローです」って言う英雄もアレですが。

初対面の人間に対して、なんとか取り繕おうとするのは、
私も経験があるので分かります。

とにかく「喋ろう、間を保たそう」とするんですが、
大概の場合、相手は引いちゃいますね。

比呂美の半笑いの視線が痛い・・・。


さて、英雄は昨日からの出来事を比呂美に説明しますが、
まったく信じてもらえません。

そりゃ、そうだ。

「色んな人に襲われた」とか「自衛隊や米軍さえもヤバい」とか、
普通に考えれば、信じてもらえませんよね。

単なる「危ないヤツ」にしか映らないでしょう。


で、ふと「じゃあ、自分だったら相手にどう説明するか?」
と考えてみたんですが・・・。

・・・良い考えは導き出せませんでした。

「いつもと同じ日常が続いている」と信じて疑わない人に、
非日常のことをいくら説明したって、まあ無駄ですよね。

おまけに、外の情報は完全に遮断されている、と。

もし今、テレビや携帯による情報が完全に断たれたら、
世の中の動きなんて、絶対に知ることはできません。

比呂美の言葉通り、「夢を見たんですよ」で終わりです。


しかし、残念ながら夢ではないんですね。

英雄の手に刻まれた、てっこの噛み痕がそれを証明しています。


そして、終盤。

自殺の多い樹海ということで、二人は“ソレ”を見つけてしまいます。

異臭がするのか、鼻をつまむ英雄とは対照的に、
比呂美は落ち着いた様子で手を合わせています。

少し前に「鼻が悪い」と言っていたセリフが、しっかり活きていますね。

細かいところですが、整合性がとれているシーンだと思いました。


さて、ある意味、そこに有っても珍しくないモノなので、
読んでいる側としても「うわ、見つけちゃったんだ」程度だったんですが・・・。

なるほど、そう来ましたか!?

いやー・・・また食事中に読んでましたよ、私。

大後悔。


そんなこんなで。

さあ、再び盛り上がってまいりましたねー!


【追記】

ちょっと意外な展開とも思える第35話の記事はこちら


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