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『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』鑑賞 [アニメ全般]

公開初日、最初の回を観てきました。


【ネタバレ注意!】以下、ネタバレを含みます。本編を未鑑賞の方はご注意下さい!


あの濃密な全26話をたったの2時間に収められるのか?

観る前は、それが一番の懸念でした。

しかし、いざ観てみると、「切る」と判断した所はバッサリと切り、
絶対に見せておかなければいけない部分はしっかり残す。

そんな姿勢がハッキリと分かる構成になっていました。

舞台挨拶の時に加戸監督が仰っていた「単なる名場面集にはしたくなかった」
という言葉の意味は、実際に観てみるとそれが分かります。

冒頭、観る側としては当然ながら「メ号作戦から来るだろうな」
と予想していたら、まさかの「メ2号作戦から」という驚きや
ヤマト最大の名シーンとも言える沖田艦長の「あのシーン」を
エンディングにサラッと入れ込むだけにとどめる大胆っぷりは
意外性たっぷりで、個人的には面白かったですね。

ただ、それ故か、テレビシリーズを通して見終わった時の印象と
今回の『追憶の航海』を見終わった時とでは、印象が少し変わるかもしれません。

まあ、旧作の映画版もそういうところはあったので、
「ヤマトらしい」と言えば、らしいかな、と。


最後に、これだけは言っておきたいことが一つだけ。

エンディングで使用されている、むらかわみちおさんのイラスト。

これが、テレビシリーズ本編でも観られなかった部分を埋める、
非常に嬉しい内容となっていました。

特に島と山崎さんのアレは、ちょっと泣きそうになりました。

ああいうシーンは、アニメの方で逆に補完してほしいくらいです。


さあ、いよいよ次は12月の『星巡る方舟』です。

今日の予告編では新しいシーンも観られ、期待は高まるばかりです。


舞台挨拶.jpg
初回の舞台挨拶後、ヤマトガールズによる関連商品等の告知風景。
※初回はマスコミが入らなかったため、観客が宣伝担当になることを推奨されており
この時だけは場内での写真撮影が認められていました。


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