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『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ』鑑賞 [アイドルマスター]

公開から少し経ちましたが、ようやく観ることができました。
 

【ネタバレ注意!】本記事はネタバレを含みます。映画を未見の方はご注意下さい!


鑑賞後の感想を一言で表すなら・・・

感無量。

これに尽きます。


今から約8年半ほど前、ゲーセンの一角からスタートしたアイマス。

当時から熱狂的なファンは存在したものの、
まだまだ「知る人ぞ知るコンテンツ」でした。

それから長い時間をかけて、徐々に徐々にフィールドが広がり、
ついにはTVアニメとして放送されるに至りました。

そして今回、とうとう全国で公開される映画にまでなるという、
一つの頂点に達したと言っても良いところまで来ました。

アーケードゲーム版『アイマス』からずっと見守り続けてきた
プロデューサーの端くれとしては、ホントにもう感無量です。


映画本編について、箇条書きで少しだけ。

・冒頭の『眠り姫』は、TVの『キサラギ』と同様、
 これ単体で劇中劇として作ってもらっても、十分に面白そう。

・オープニングで『THE IDOLM@STER』のイントロがかかっただけで
 早くも私の涙腺崩壊。堪えるなんて無理。

・『ラムネ色 青春』と『GO MY WAY!!』でも涙腺崩壊。
 変なスイッチが入ってしまった模様。

・個人的には『ミリオンライブ』の7人は、当初思っていたよりも
 すんなり受け入れることが出来た印象。
 アイドルに憧れる矢吹可奈が、かつての春香。
 リアリストの北沢志保が、かつての千早。
 春香や千早が通ってきた道を、今まさに歩んでいる可奈や志保は
 成長した春香や千早と対比させる存在としては、かなり重要。

・765プロの面々は、とても成長していて、安定感が凄い。
 ある種の風格すら漂う感じ。
 なので、『ミリオンライブ』の7人に掛かるプレッシャーが、より際立つ。

・ラストのライブシーンで、やっぱり涙腺崩壊。
 ステージで歌い踊るシーンは、アイマスのクライマックスであり
 最大の見せ場。圧巻。


TVシリーズは、765プロのメンバーの成長物語としての側面があり、
今回の映画版では、「成長した、その後」を描くという意味では
アイドルとして未完成な『ミリオンライブ』のメンバーを出すことは
意味のあることだったという印象が残りました。

少なくとも「取って付けた」感じでは無かったかな、と。

ただ、その分、765プロのメンバーの見せ場が減ってしまった感も否めません。

まあ、順風満帆な765プロの中に、何かしら映画的な「事件」を盛り込むのは
もはや厳しいのかもしれませんね。

それほどまでに、765プロのアイドルは成長していました。


最期に。

ここまでアイマスを理解し、各キャラを理解し、
高いクオリティでアニメ化を実現してくれた
錦織監督をはじめとした全スタッフに感謝したいと思います。


さて、様々なゲーム機で作られ、アニメ化もされ、
アイマスに関して、まだ実現していないことは少なくなってきました。

となると、残るのはドーム公演くらいでしょうか。

来年はいよいよアイマス10周年。

一つの節目として、十分にありそうだと思いますので、
期待して待つことにします。

あ、映画はもう何回か観に行く予定です。


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