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いるいる、こういう輩『アイアムアヒーロー』第44話 [アイアムアヒーロー]

【ネタバレ注意!】本記事はネタバレを含みます。本編を未読の方はご注意下さい!
 
連載再開です。

今回の扉は、第3集の表紙に別処理を施したものですね。
(「第45話」となっていますが、「44話」では・・・?)


さて、久し振りに人間が登場したかと思いきや、
ある意味、感染者よりも面倒臭い類いの輩でした。

『ボーイズ・オン・ザ・ラン』でも感じたことですが、
花沢作品に登場するヤンキーは、リアル過ぎて反吐が出そうになります。

下品で、明らかに頭が悪そうで、
そのくせ、弱者を見分ける目だけは高性能という、
どうしようもないクズ。

今回の二人組もそんな感じです。


相手が死者同然の感染者なら、撃つor逃げるという選択肢もありますが、
なまじ会話ができてしまう人間であるが故に、
英雄のヘタレさが顔を覗かせる要因になりますね。

ましてや、英雄が最も苦手と感じるであろう種類の相手ですから。

「車には乗せてもらえない=安全な場所への避難が困難。
 しかし、ヤンキーと一緒に行くよりは一人の方が・・・」

英雄のそんな「逃げ」の思考を見透かしてか、
侮蔑とも憐憫とも取れる比呂美の視線が英雄に刺さります。

この子は、人を見ますねー。


で、「ああ、ここからしばらくは、人間対人間のドロドロが描かれるのかな」
・・・などと思ったところで。


こいつらも、でした!


非常に危ういところではありましたが、不思議と気分が良いです。

腐れヤンキーが感染してて、いい気味だ的な。


さて、英雄が銃で応戦する構えを見せますが、
樹海の中で二発発射したので、実は中身は空っぽのはず。

とすれば、指を引き金に掛けていないことからも、
あくまでも威嚇ととるべきなのでしょう。

エアガン(やはりグロックらしい)に対して、
こちらは本物を持っているという
精神的優位も後押ししているとも考えられますが。


さてさて、ヤンキー去って、また一難。

団体様のお着きです。

木の上にも下にも、ワラワラと。

やはり本当に危険なのは、彼らみたいですね。

移動手段が無いと、そろそろヤバそうですが・・・。

【追記】

第45話の記事はこちら

ヤンキーが追加ページで痛快丸かじり! 単行本第4集の記事はこちら


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