『東京マグニチュード8.0』最終話

つらい。ただ、つらい。


第10話のラストで、こういう結末を迎えることは分かっていたんですが、
どうにもこうにも、やりきれない思いです。


この物語の中で、最も希望を感じさせる存在であったのは悠貴君でした。

その彼を失うことで、バラバラだった家族が元に戻る。

それは分かるんですけど・・・。

うーん・・・なんでだろう・・・？

どうも釈然としません。

物語の中の１ピースとして、記号的に悠貴君を
死なせてしまったかのように映るからでしょうか。


まあ、大災害を扱った作品ですから、
そう都合良く、善人ばかりが生き残るのは、
作り手側が一番嫌うことなのでしょう。

「現実は、もっと過酷だ！」と。

でも、何らかの希望を見出せる結末に仕上げてもらいたかったな
・・・というのはワガママかな。