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トラウマ漫画といえば [マンガ全般]

本棚の奥から『座敷女』が出てきました。


最初は、スピリッツで連載中の『アイアムアヒーロー』について
カミさんと話をしていたのです。

やがて、「トラウマになった漫画って何かな?」みたいな流れになり、
「俺個人的には『座敷女』だなぁ」となり、
本棚の奥から引っ張り出してみたわけです。


有名なところでは『デビルマン』とか『白い影法師』とか、
トラウマを植え付ける漫画って、結構あるもんですよね。

で、私にとってのトラウマ漫画とくれば、『座敷女』かな、と。


しかし、そもそも、どうしてこの漫画を持っているのか、
自分でもハッキリとは記憶していないんですよね。

当時の友人たち何人かと一緒に、各々が一冊ずつ、
冗談半分に購入した記憶だけがうっすら。


で、今になって再度読んでみたんですが・・・。


やっぱり怖い!


内容は、一言で言ってしまうと「シャレにならないストーカーの話」。

でも、この漫画が描かれた頃って、
まだストーカーという言葉は一般的ではなかったはず。

だからなのか、表現できない恐怖感が主人公を追いつめ、
作品全体に不条理感・理不尽さが漂い、
読み手が感じる重苦しさと不気味さを増幅させています。


これまでに、何人かの知人・友人にこの漫画を貸しましたが、
ほぼ全員が全員「ドン引き」でした。

直球的に血がドバーッと出たりするスプラッターではなく、
ジンワリと湿った不気味さと、全く救いの無いラストが要因かな。


一人暮らしを始めたばかりの人なんかが読むと、
それなりにゾッと出来るかもしれませんね。

ちなみにカミさんは、この漫画を読もうとしません(;^_^A


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