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派手な試合だから良いとは限らないと思う [格闘技]

「もう、格闘技はダメだな」

格闘技を“観る側”の同僚が、言ってきた言葉です。

どうやら年末の大会をテレビで観戦し、その内容が面白くなかったので、
そのようなことを言って来たみたいです。

たしかに、技術的に見るべきところが無かった試合もありましたが、
それなりに豪華な組み合わせの試合・高度な技術の応酬が行われた試合もあったはず。

でも、その同僚に言わせると、「つまらなかった」そうです。
  
  
この温度差は何なんだろう。
  
  
結局、その人は“派手な殴り合い”や
“止まらずに動き回る試合”が見たかっただけなんですね。

某解説者がよく言う
「負けてもいいから、行かないといけませんね」
という残酷なセリフを吐く時と同じ視点なんです。

だから、負けた選手のことを平気で「弱えな、アイツ」と言う。

プロだから“魅せる”部分も大事だと思いますが、
苛烈な試合の結果、何かしらの障害が残らないとも限らないわけで、
ただ「派手にやれ!」というのは如何なものかな、と。



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