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時間にすれば、ものの数秒というところ『アイアムアヒーロー』第235話 [アイアムアヒーロー]

【ネタバレ注意!】本記事はネタバレを含みます。本編を未読の方はご注意下さい!


ブーブーと文句を言いつつも、桐谷は屋上へ。

そして今度はエレベーター室を目指します。


一方の中田隊長は、ZQNの群れをくぐり抜ける作戦を編み出しました。

彼の言う通り、非常にリスクが高く、一つ間違えれば全滅の危険すらあります。

それでも、少しでも安全面を高められるように練られた策は
さすが中田隊長と言うべきところでしょうか。


と、この緊張感が高まる場面で、中田チームの無口な女の子が、
履いていたストッキングを脱ぎ、それをおもむろに隊長へ。

感激する中田隊長。

彼女の意図するところはよく分かりませんが、これはまあ、
隊長への感謝とか、激励とか、たぶんそんな感じのものなのでしょう。


さて、エレベーター室に着いた桐谷から入電が。

屋上と地上とでタイミングを合わせ、電源を入れます。

同時に、無口な女の子がスリングショットで遠距離から
上りボタン」に当て、エレベーターを降下させます。

その次に、ボリュームを上げたトランシーバーから、
桐谷の歌声を流し、ZQNの注意をそこへ引きつけました。

そして、いよいよカートにおばちゃんと女の子を乗せ、
それを中田隊長と瀬戸が押しながらダッシュ!

ちょうど到着したエレベーターにカートごと乗り込み、
反応してきたZQNをカートで押しとどめ、扉を閉めました。

中田プランは見事に成功!


電源を入れるタイミング、スリングショットでボタンを押すタイミング、
トランシーバーを投げる角度と距離、カートを押すスピード。

これらのうちの一つでも、上手いこと噛み合なかったら、
作戦は失敗の憂き目に遭っていたことでしょう。

流れ自体は単純な計画でしたが、ぶっつけ本番で成功させるには
かなりリスクが高かったことは事実。

一人々々の度胸と頭脳と技術が導いた成功と言えますね。
(おばちゃんは何もしてませんが・・・)


さて、アクション回がしばらく続きましたが、
無事に屋上へ到達した(であろう)中田チームはどうなるのか?

先に乗り込んで来ていたクルスたちは、どこで何をしているのか?

高まる期待と不安。

しかし、次号は休載だそうです。

【追記】
第236話の記事はこちら


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