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階段は上るよりも下る方がキツいって何かに載ってた『アイアムアヒーロー』第234話 [アイアムアヒーロー]

【ネタバレ注意!】本記事はネタバレを含みます。本編を未読の方はご注意下さい!


中田隊長の指示で、一人走る桐谷。

おそらくは中田隊長の虎の子であろう「浅田教の教典」を携え、
彼は最上階を目指します。

この教典は、自分もしくは仲間の誰かに何かが起こった際、
浅田との交渉に使用するつもりでいたのでしょう。

まだ描いていないかのような素振りを見せ、実は完成していた。

この辺りに、中田隊長の強かさが見えてきます。


一方、その中田隊長ですが、こちらは発電機を作動させることに成功しました。

ビル保守管理のおっちゃんとも仲良くなっていたことには
もう驚かないですね。

世間がパニックになっていようとも、自分だけはそこで様々な人脈を築き、
有事に備えることを忘れない。

それが中田隊長の隊長たる所以であることは、もう十分に理解できましたから。


で、非常用電源は入ったものの、大量のZQNが残っていたことは誤算。

いくらおばちゃんでも、さすがにこれは無理そう・・・。


さて、教典を持って階段を上がっていく桐谷ですが、
情報通り、非常階段の途中で厳重なバリケードが張られ、
先に進むことはできなくなっていました。

こりゃあ、完全に階下の仲間を見捨てていますね。

単なる時間稼ぎに使われただけですか。

冷たいもんです。

桐谷がいくら協力を仰ごうとも、沈黙を貫いたまま。

しかし、教典の名前を出した途端に、態度に変化が生じました。

頭の悪そうなギャルが「上」らしく、彼女らの許可が下りたことで、
ようやく桐谷はバリケードの中に入ることができました。

そこで目に入ったのは、老人ばかりの生存者。

桐谷と警備隊の連中の会話からは、
浅田が意図的に老人を集めているようなニュアンスが感じられましたが、
まだ彼の真意は掴めませんね・・・。


そして、桐谷は少年に教典を託しました。

この少年は、かつてキモオタっぽいデブ(故人)に
ネチネチと虐められていた、あの男の子ですね。

意外な再登場。

カッコ良く託した感もありつつ、丸投げしただけにも聞こえる
桐谷の言葉ですが、果たして少年は理解しているのか・・・?

そして、この教典は「本物」なのか・・・?


次号からは新企画も始まるので、ますます楽しみですね。

【追記】
第235話の記事はこちら


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