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真・おばちゃん最強説『アイアムアヒーロー』第233話 [アイアムアヒーロー]

【ネタバレ注意!】本記事はネタバレを含みます。本編を未読の方はご注意下さい!


サンシャインへ戻るつもりの中田隊長。

それを必死で拒絶する瀬戸。

さらに、それを一喝するおばちゃん。

まあ、普通の感覚であれば、瀬戸が正しいのかもしれませんが。


瀬戸からトランシーバーを受け取るや、
緊張感の欠片もない様子で通話を開始した中田隊長ですが、
ここから一気に「中田株」が急上昇していきます。

通話の相手は「楓参謀」と呼ばれた、指揮官らしき女性。

この人は以前、子供をネチネチと虐めていたデブを威圧した
あの時の人でしょうか?(第199話)

その彼女さえも、やや冷静さを失いつつあることを
感じ取った中田隊長は、まず深呼吸を促し、
その上で状況を聞き出そうとします。

ここで、決して「落ち着け!」とか「何があった!」などとは言わず、
まず相手の動揺をやんわりと解消させる、この手腕。

その指示が功を奏し、冷静さを取り戻した楓参謀は
正確に現在の状況を伝え始めました。

生き残った「旧コロリ隊」が築いたバリケードも
中田隊長の発案だったことに驚きます。


しかし、持ちこたえることができるのは、僅か一時間。

上層階へ逃げた連中は、旧コロリ隊が盾になっている間に
バリケードを張り、彼らを見殺しにするようです。

進退窮まった彼らを救うべく、
コロリ隊長はさらなる指示を桐谷(ヒゲ)に与えます。

では、ここでなぜ、走るのが得意ではないという桐谷に、
あえて中田隊長は強引に走らせようとしたのか?

もともとは桐谷のミスが招いた事態なので、
彼自身に汚名返上の機会を与える意味でも、
桐谷に発破を掛けたのではないかと思います。


そして、今回の出色。

サンシャインをバックに笑う中田隊長。

本作を読んでいて、久々に痺れたシーンでした。

英雄が初めて発砲したシーン以来かなぁ・・・!?

いやぁ、中田隊長、マジでカッコいいです。

この状況下で笑えるのは、ほんの僅かな人だけでしょう。

ここにも一人の“ヒーロー”がいましたね。


さて、旧コロリ隊に合流するためには、
色々と突破しなければならない場所があるわけなんですが。

まずは地下の駐輪場の発電機。

それがあるドアの前にはZQNが2匹。

で、こいつらを排除するには、どうするのか?

さあ、ここでおばちゃん登場ですよ!

小走りで駆け寄り、一瞬でZQNを葬ってしまいました。

無駄な動きなし、躊躇なし、呼吸の乱れなし。

おばちゃん、強すぎ。

クルス一派の中では、近接戦闘能力は明らかにNo.2の実力でしょう。

頼もしすぎる・・・。

【追記】
第234話の記事はこちら


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