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ヒロイン、一時退場?『アイアムアヒーロー』第228話 [アイアムアヒーロー]

【ネタバレ注意!】本記事はネタバレを含みます。本編を未読の方はご注意下さい!
ようやく連載再開です。


海人と“繋がった”比呂美の瞳に映ったのは、なぜかハンドルを握る小田さん

比呂美が小田さんの乗った車を止め、その比呂美を小田さんが撥ね、その後・・・。

これはつまり、“あの日”の光景。


そして、ZQN化した赤ん坊の動きをトレースする比呂美。

ここで彼女は何かに気付いたようです。

思い詰めた表情で甲板に上がり、心配する英雄と話を始めました。

「小田さんを殺してたのは・・・あたしだった・・・」

小田さんの件をとっくの昔に終わった過去の話として収めたい英雄と
言っている意味が違うと言う比呂美。

ちょっと薄情に見えなくもないかなぁ、英雄のこれは。

双方の会話が噛み合ないところで、船長が緊急事態を伝えてきます。

振り切ったはずの巨大ZQNが橋の上に!

危険を避けるため、迂回しようとする男二人を遮るように
比呂美はこのまま進むことを指示しました。

その言葉には、確たる自信のようなものが見られます。

海人とリンクしたためか、それとも、それ以前からなのか、
今や比呂美は全てを理解したのかもしれません。


ここからは比呂美の独白。

一瞬の激情から殺意が生まれ、結果として、その殺意は成就した。

たとえ、それが一過性のものであったとしても、
その瞬間は本気であった、ということなのでしょう。

そして、一人の女性、仲間であったはずの女性が死ぬ結果を生んだわけです。


己の罪を知り、それを悔いた(であろう)比呂美がとった行動。

彼女は自棄となり、まるで色々なことを諦めたように見えます。

これは端から見れば、自殺とも取れますが、
彼女たちの特性を考えれば、逆に再生・新生にも繋がりそうです。

このままで退場ということは無いでしょう。


しかしまあ、英雄とセックスした女性は、ことごとく
ろくな目に遭わないなぁ、とか思いながら次号を待ちます。

【追記】
第229話の記事はこちら


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