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妖精にもなれず、卒業もできず『アイアムアヒーロー』第223話 [アイアムアヒーロー]

【ネタバレ注意!】本記事はネタバレを含みます。本編を未読の方はご注意下さい!
 

連載再開です。

ハニートラップに掛かり、拘束されるヒゲ

苫米地の武装はクロスボウ、春樹は包丁。

なるべく遠距離から仕留めたい苫米地と、近接戦闘も辞さない春樹。

双方の性格が如実に表れた装備ですね。


そして、いきなり部屋に踏み込み、躊躇なくデブを刺し始める春樹。

以前から見られた攻撃的な性格が、より露骨に滲み出ちゃっています。

パニックになりながら、よく分からない姿勢で、ただ刺されるデブ。

異様な狂気を隠さない春樹は、苫米地の指示を聞く気はさらさら無い様子。

もしかして、人を刺す感覚を味わいたいだけなのでは・・・?


さて、デブの悲鳴を背後に聞くヒゲは、
特に何かしらの能力を備えているわけではないと思いますが
そんな彼でさえ、背筋に悪寒を感じてしまう存在。

かつての江崎、クルスです。

この一派の要となるクルスは、以前より髪が伸びたものの、
ユニフォームとも言うべき、パンツ一丁スタイルは当時のまま受け継いでいます。

人だった頃のオドオドした気の弱さは消え失せ、
無邪気な殺意をヒゲに向けようとします。

こういうところ、先代の来栖と似てるなぁ、と。

うーん・・・クルスになると、幼児性が増すのか・・・?

でも、スコップ二刀流のクルスは、こうではなかったし・・・。


さて、このクルス一派。

何と言うか、各々のメンバーに多少の変化が見られますね。

先述した春樹の凶暴性、荒事もこなすようになった苫米地、
目の前で人が刺し殺されても顔色一つ変えない城。

統率こそ取れていないものの、こういったゲリラ戦に慣れている印象を受けます。

久喜市から池袋へ来るまでに、どれほどの修羅場を潜ってきたのか。

数だけは多い浅田教のメンバーより数段、狡猾で危険な気がします。


一方、武器の回収に出ていた中田隊長たち

大量に移動し始めたZQNを避け、穴場の銭湯に向かったのですが・・・。

さあ、中田隊長は何に気付いたのでしょう?

思わせぶりな引きで、次号に続きます。


あ、そういえばクルス一派随一の武闘派・おばちゃんがいないですね。

【追記】
第224話の記事はこちら


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