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何にも見えてこない・・・『アイアムアヒーロー』第218話 [アイアムアヒーロー]

【ネタバレ注意!】本記事はネタバレを含みます。本編を未読の方はご注意下さい!
 

サグラダファミリアの上にそびえ立つ、謎の建造物(なのか?)。

それを見つけた“彼”は、確認のため、そこを目指します。

かなり距離があるためか、息を切らせ、疲労も感じている様子。

見た感じ、肺は無いようですし、
頭だけしか乗っていないので、身は軽いはずですが、
それでも人並みに呼吸が乱れているのが、少し不思議ではありますね。


やがて、サグラダファミリアへ到着。

巨大なサグラダファミリアよりも、さらに巨大な建造物は
ZQNが集合・合体して出来上がったものでしょうか。

躊躇なく内部へと歩を進めた“彼”が見たものは、
巨大な「子宮」に見える、器官としか表現できない代物。

ただ、それが営んでいる活動は正直なところ、全く理解できませんでした。

意味があるのか、無いのか。


と、“彼”のすぐそばに、新たな人物が。

某ダリっぽい雰囲気を醸した、この男性。

いつから、そこにいた!?

上半身はスーツ、下半身は裸という、変態紳士の王道スタイル。

以前に登場した「パニーニさん」に似た雰囲気はあるので、
“同類”と見て間違いないでしょう。


で、“彼”とダリ風の男性との会話。

まるで禅問答のようで、観念的で、真意が見えない、
非常にモヤモヤっとした内容の言葉の応酬。

この、喋っているキャラクターだけが意味を理解し、
読者的には何を言っているのかサッパリというのが、なんとも・・・。

かつて来栖が言っていた台詞にも通じる部分があるので、
通底はしているんだろうなぁ、くらいまでは分かりますが
私の頭で分かるのは、そこ位までですかね。


外へ出た“彼”は、やがて自分がどうなるのかを悟ったように
街並を一望できる場所にたたずみ、達観した様子を見せます。

誰からも「そうしろ」と言われたわけではありませんが、
“彼”はそうするべきだと決めたのでしょう。

これを導かれたと考えるか、辿り着いたと考えるべきか。

それは“彼”のみが知っているのでしょう。


次回からは再び日本に舞台が移るようです。

【追記】
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