SSブログ

『ガンダムビルドファイターズ』最終回を迎えて [アニメ全般]

ついに『ガンダムビルドファイターズ』が終わってしまいました。
 

毎週の放送が楽しみで仕方ない作品だったので、
終わってしまうことが本当に残念で堪りませんでした。

放送前、ネット界隈では否定的な意見も散見されていましたが
いざ放送が始まるや、そんな空気はどこへやら。

面白い!」という意見がどんどん多くなっていった印象があります。

事実、面白くないエピソードが一回も無かったことに
個人的には大きな驚きがありました。


方法論としてのスポ根作品にも通じる王道的展開。

趣向を凝らした、熱いガンプラバトル。

各ガンダム作品を観たファンなら気付くであろうネタの数々。

少年たち(セイやレイジ、見方によってはマオやニルスも)の成長。

それらが非常に上手いバランスでまとまり、
実に面白く、そして新しいガンダム作品になったと思います。

「人の革新とは」とか「戦争に巻き込まれた人々の悲哀」といった
重いテーマを持った従来のガンダム作品も素晴らしいのですが、
たまには「明るく、楽しく、人が死なない、清々しいガンダム」が
あっても良いのではないでしょうか。

何より、制作スタッフが明確にそれを目指して作っているという熱意と
ガンダムやガンプラへの愛情がひしひしと感じられ、
観る側も真剣に観なければならない気持ちになりました。


最後に。

この作品を観ると、無性にガンプラを作りたくなってしまい、
ワクワクするやら、困ってしまうやら。

そして、ずっと昔、再放送の「ファースト」を観た後、
お小遣いを握りしめて、玩具店や模型店へ走って行った子供の頃を
思い出し、なんだかノスタルジックな気分にもなりましたね。

あの頃は、「表面処理の甘さが云々」とか「合わせ目が云々」なんて考えず、
ただガンプラを作るのが楽しかったなぁ、と。

ガンプラに限らず、プラモデル作りはもっと自由で良いんだな。

それに気付かせてくれたのも『ビルドファイターズ』でしたね。


もし、二期があるのなら、ぜひ期待したいと思います。


共通テーマ:アニメ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。