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『宇宙戦艦ヤマト2199』第三章「果てしなき航海」 [アニメ全般]

『宇宙戦艦ヤマト2199』の第三章を鑑賞してきました。
 

今回も観客の年齢層が(私を含め)高く、
先日行った『まどか☆マギカ』とは、明らかに館内の空気が違います。

それでも客席が埋まってしまう点は、どちらも良い勝負でしょうか。


それはそれとして。


第三章の感想を一言で表現すると・・・

2等ガミラス人、カッコ良すぎ!

シュルツ、ガンツ、ラング等、ガミラス的には外様である彼らが
武人のような潔さを見せてくれるので、そこは見所の一つかと。

特にシュルツの最期は、分かっていても泣けてきます。
(まあ、シュルツたちは、遊星爆弾を落とした張本人でもあるのですが)


さて、今章からはヤマトの乗組員たちの相関関係が
徐々にではありますが見えてきました。

恋愛はもちろん、同じ目的で乗艦したと思っていた者同士でも
微妙に“ズレ”があり、小さな綻びが生まれたりもします。

この辺は旧作をより深く練り込み、ドラマに厚みを持たせる意図もあるようで
様々な伏線を張っています。

そして、乗組員だけではなく、地球人とガミラス人という
文化・文明・目的や価値観すらも違う種族同士が
相互に理解し合えるのか、というテーマも強く打ち出しています。

そのカギとなるのが、メルダですね。

第四章では、彼女と山本を通して、一つの結論を出すのではないかと予想します。


あ、忘れてはならないのが、『真赤なスカーフ』。

この名曲が今章から、ついにお披露目となるわけですが、
まさに「ここっ!」というシーンで使用されます。

やっぱりここですよねー。

むしろ、このシーンで使うためだけに、
前章までは控えていのたかと思ってしまいます。


さて、戦闘シーンはやや少ないものの、
その分、重厚なドラマがてんこ盛りの第三章。

旧作ファンにはお馴染みの「総統も相当」のシーンもありますし、
見所満載、というよりも全編見所ばかり!

こんなのを見せられたら、来年の第四章が待ちきれませんよ。


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