喰われる人、殺される人『アイアムアヒーロー』第82話

【ネタバレ注意！】本記事はネタバレを含みます。本編を未読の方はご注意下さい！

連載再開です。

カラーの扉でZQNに襲われているのは誰でしょう？

頭皮がえらいことになっているこの人は、
話の流れ的には、目白でしょうか。


そして、咀嚼して飲み込んだ後に、なぜか涙するZQN。

その後の手拍子なんかも含め、
正直、もう彼らの行動原理が分かりません・・・。


さて、目白の犠牲によって、なんとか逃げる時間を稼げた藪さんですが、
やはり比呂美を背負ったままでというのは、かなり厳しいようです。

体格も、そんなに違いませんしね。

しかし、「ハルン」を漏らしてしまうくらいに、
緊張と疲労が蓄積されていた中で、
それでもなんとか地上にまで降りた根性はスゴい！

いや、根性というより、ある種の母性みたいなものでしょうか。

しかし。

まだまだ目的地には遠く、絶望的な状況に変わりはありません。

車がまともな状態で残っている保証は無いですし・・・。


一方、テント村では、いよいよヤバい状況に！

ここで荒木が久々に出てきましたが・・・もう逃げる準備に入っているのか！？

さすがは荒木。

そんな中、あっさりと、本当にあっさりと噛まれる女性。

抵抗も逃走もできず、まるで現実感のない最期だったことでしょう。


そして、ラスト。

フードコートはどうなった？

サンゴたちはどうなった？

・・・と思ったら。

サ　ン　ゴ　死　ん　で　ま　し　た　。

ZQNになることさえもできず、首だけの姿に・・・。

かなり体格のいいオバちゃんZQNに、
瓶のフタでも開けるように、キュッと捻られたんでしょうか？


「元・人間」としてZQNになり、サンゴという原形を維持することが良いのか、
人間としての原形をとどめていない「死」の方が良いのか。

私には分かりませんけど、ただ一つ言えるのは、
サンゴの人生は、まるっきり無駄だったんじゃないかな、ということ。

引き蘢り、やっと外に出て自分の国を作ったとたんに、
無惨に死ぬという末路・・・。

哀れとしか言いようが無いですね。


さて、英雄の手に散弾銃が戻ってきました。
しかし、ここで撃つことは自殺行為。
すいません！
今回のエピソードでは、まだ銃は戻ってきていませんでした。
むしろ、その「銃の奪還」が、今後の展開の中心でしたね。


いったいどうやって、この場を切り抜けるのか。

さあ、まったく予想ができなくなってきました。

【追記】

第83話の記事はこちら。

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