年末のK-1GPに期待

今回のＫ−１のＭＶＰは、ピーター・アーツですね。

現在のＫ−１の大きなテーマの一つ、「誰がセーム・シュルトを止めるのか」を
ついに果たしてくれたのは、第１回大会から参戦しているベテラン選手でした。

左ストレートと前蹴りに苦しみながらも、
前へ前へと出ていく姿に感動させてもらいました。

完全に距離を潰してしまえば、入り込んだ時の膝蹴りも出せないので、
この作戦は大正解だと思います。

しかし、問題はそれを実行できるテクニックとハートがあるか否か。

本来なら日本人選手が持っているであろう“折れない強い心”を
オランダ人のアーツが見せてくれたことは、意外であり、嬉しかったですね。
　　
　　
１２月の決勝トーナメントが、今から非常に楽しみになってきました。